地域に根差し、得られる「理解」
自然の中にある井戸浜地区の発電所は、時には子どもの遊び場にもなっています。広幡さんは、地域に根差した活動だからこそ理解を得られると考えています。

きらきら発電・市民共同発電所事務局長 広幡文さん:
「市民の力は小さいけど、今自然エネルギー(の割合)は電力全体の25%を超えている。10年前とは様変わりしているわけです。やれることを重ねていきたい」

小さな取り組みが実を結び始めています。
飯田所長によると日本で太陽光発電が伸び悩む要因として、初期費用や維持に一定の費用がかかること、また地域とは無関係の企業が利益のみを追求してメガソーラーを建設し、地域住民の反発を招く場合があることなどがある。だからこそ、地域に根差した取り組みが大切だとしています。