自宅で太陽光発電、その仕組みは
広幡さんも仙台市内の自宅にソーラーパネルを備えています。
広幡文さん:
「ほぼ自立していると実感している」

自宅と車庫の屋根に合わせて7キロワットのソーラーパネルを備え付け、蓄電池の役割を担う電気自動車との併用で電力の自給自足をほぼ達成しています。それを可能にするのがこのV2Hという機器です。
広幡文さん:
「これ自体は電気をためることはなく、(車と家)双方向に電気を流す」
仕組みはこうです。家と電気自動車、それに電力会社からそれぞれ電気を送るラインがつながっています。日中は、太陽光で家の電気を賄い、余った分は電気自動車にためたり電力会社を通じ売電したりします。夜や天候の悪い日は、電気自動車にためた電気や電力会社から買った電気を家で使います。電力会社に支払う電気料金は売電で相殺できるため、実質、電気代はかからないと言います。

広幡文さん:
「自然エネルギーでうちみたいに各家庭がやっていけば、その(化石燃料の)輸入がいらなくなる。そのぶん日本は豊かになる」