イベントの経済効果はどれくらい?
JR仙台駅や周辺のアーケードも連日、賑わいました。商店街の人は…。

商店街の人:
「コロナ禍でこんなに人が歩いていなかったので、(普段の)倍くらい来ている。経済効果が凄いのでは」
経済効果について専門家は、宮城県外などから訪れた人1人あたりの消費額、「消費単価」の高さに注目します。
七十七リサーチ&コンサルティング首席エコノミスト 田口庸友さん:
「消費単価は、滞在時間が長いほど移動距離が長いほど高くなる傾向にある。それに加えて、初めて訪れた人の消費単価はさらに高くなる」

県外からの参加者に話を聞いてみると。
韓国からの参加者:
「(3日間で)7万円」
大阪からの参加者:
「2泊。予算は特に上限なく。東北に来たのが初めてなので、いいきっかけになったと思っているし、色々楽しめたらと」
兵庫から来た親子:
「冷やし中華発祥の店で、ランチした。きのうの夜は牛タン食べた。(Q、旅費は?)20万ぐらい。飛行機代とかホテルももういっぱいで」

主催者は、参加人数を発表していませんが、専門家は、次のように話します。
七十七リサーチ&コンサルティング首席エコノミスト 田口庸友さん:
「40~50億円ぐらいではないかと考えられる。2017年に仙台で開催された東北絆まつりの経済効果が44億7000万円と、2日間で45万人を集めたが、それに匹敵する金額規模となるので、極めて個人の消費単価が高いといえる」