高齢者などの介護に使われる業務用製品の展示会が仙台市内で開かれています。介護業界の人手不足を解決するための製品が多くそろっています。
宮城野区の夢メッセみやぎで、29日から始まった展示会では、病院や介護施設で使われる介護製品が並んでいます。

こちらは、いすに座ったままで、シャワーを浴びることができる入浴製品です。職員2人がかりで数十分かけて手助けをしていた入浴が、これを使えば職員が1人で済むほか、入浴時間も数分へと大幅に短縮できるといいます。

また、ベッド型のマッサージ機器は、寝たままの状態で体をほぐすことができ、けがの予防などにつなげることができます。

介護施設の職員:
「いろんな課題があるなかで、その課題をどうクリアするかのヒントがいっぱいあった」
「こういう設備があるというのにもびっくりしたし、介護士の負担軽減になるようなものもあったので勉強になった」
展示会を主催するブティックスメディア事業部 松井圭輝部長代行:
「働く方の負担を軽減してその余った時間でより質の高いケアの時間にあてるような出展・製品が多い」
また、展示会では災害時に活用できる非常用トイレを集めたブースも設けられています。このイベントは30日まで、宮城野区の夢メッセみやぎで開かれています。







