声優として、そして一人の宮城県人として。第一線で活躍を続ける山寺宏一さんが、故郷への想いを語ります。
久しぶりとなる宮城での「声優口演」を前に、まもなく東日本大震災から15年で思うこと、そして今なお持ち続ける地元への愛情、さらには学生時代の意外なアルバイト経験まで、多岐にわたるお話を伺いました。
20年続く公演、念願の仙台開催
――今回、久しぶりに宮城県で「声優口演」が開催されることになりました。今のお気持ちはいかがでしょうか。

山寺宏一さん
「仙台でやれるということを本当に嬉しく思います。気合が入っております」
そう語る山寺さん。この公演は、約20年前に羽佐間道夫さんと野沢雅子さんの2人で始まったもの。山寺さんもすぐに参加し、長きにわたり携わってきました。
山寺宏一さん
「宮城県では、震災後に復興チャリティーとして山元町や亘理町、多賀城市、塩釜市で開催したことがありました。仙台ではやっていなかったんです」
2013年に実現した復興チャリティー公演。当時とは状況も異なり、今回は東京から始まるツアーの一環としての開催となります。







