今回のヒーローは、スピードとテクニックでファンを魅了するフットサル、Fリーグの「ヴォスクオーレ仙台」を支えるベテランプレイヤー、井上卓選手です。ついにつかんだF1リーグへの復帰、どん底からの復活劇で、井上選手の心の支えとなったのは…。

ヴォスクオーレの10年選手

ヴォスクオーレ仙台 井上卓選手:
「どれだけ攻めてても入らなくて一本のカウンターでゴールがあるスポーツ、面白いと思いますね」

目まぐるしく変化する攻防戦、フットサルは瞬発力と判断力が同時に求められるスポーツです。

現在35歳の井上卓選手、ヴォスクオーレ仙台で10年間プレーを続けてきました。

ヴォスクオーレ仙台 井上卓選手:
「サッカーと比べてフットサルの方が決断する回数が7倍多いと言われている。シュートドリブルパス。僕はいま走れなくなった分、頭を使っていることの方が多いですね」

岩手県一関市出身、小学校2年生からサッカーを始めた井上選手は、20歳でフットサルを知り、その虜となりました

ヴォスクオーレ仙台 井上卓選手:
「ブラジルとか南米では、子供のころはフットサルから初めて大人になったらサッカーいくかフットサル選ぶかという流れができている。日本はまだそういう文化がないですけれど、僕はそういう風になっていってほしいなと」