リスタート、長く険しい道
それでもつないだ夢、クラブは地元企業の支援を得て新たな運営会社を設立、地域リーグからの再出発を図りました。復活への道を、井上選手は運営スタッフとしても支えています。
ヴォスクオーレ仙台 井上卓選手:
「選手兼広報兼営業…。(Q 全部ですね…)積極的プレイヤーですから。スポンサー関係の資料は僕が作ることが多い。ゼロからのスタートと思っていたら、マイナスからのスタートだというような印象を動き始めた時は思いましたね」

クラブ再建へ、元選手としても活躍した清水誠監督のもと、少数精鋭でリスタート。それは長く険しい道のりとなりました。

3年後Fリーグ復帰、F2から再びトップリーグを目指す挑戦が始まります。
2022年6月、ホーム開幕戦でクラブ復活のゴールをアシストしたのが、井上選手。もう一度立ち上がろう。支援の輪も広がりました
ヴォスクオーレ仙台 井上卓選手:
「(Q やめようと思ったことは)もちろんありました。クラブから去ろうとも思ったし、もう難しいだろうなという気持ちの方が当時は強かったので、長かったですけれどよく戻ってこれたなと」