【外野手=5人】ドラフト候補の“逸材”に大注目

1 増田将馬 25 IL徳島
3 平湯皓基 25 KAL宮崎(静清高出)
8 篠原玲央 22 共栄大
9 富山太樹 23 BC栃木
37 福田秀平 35 千葉ロッテ
サプライズといえるのが、福田秀平(35)の加入だ。実績は文句なし、長打力と走力を兼ね備え、外野のほか、一塁、二塁も守れるユーティリティプレイヤーとしてソフトバンクで活躍した。FAでロッテに移籍したが、その後はけがに泣き、2023シーズン限りで戦力外に。静岡の地で再起を目指す。
特に注目したいのが、増田将馬(25)。四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに所属し、2023年のドラフト候補にも名前が挙がった逸材だ。独立リーグ時代の2シーズンで通算59盗塁、昨季は盗塁王にも輝いた。打撃センスもよく、守っても強肩。増田の走攻守から目が離せない。
【監督・コーチスタッフ】若手育成に長けた顔ぶれそろう

監督 赤堀元之(静岡高出)
ヘッドコーチ 高田 誠
打撃・野手コーチ 深谷亮司
打撃アドバイザー 内田順三(東海大一高出)
投手コーチ 中村 勝
首脳陣も多彩な顔ぶれとなった。赤堀新監督は独立リーグで、高田ヘッドコーチも巨人2軍監督の経験を持ち、さらに深谷打撃・野手コーチも長年、独立リーグや大学生などを指導するなど、いずれも選手育成に長けている。日本ハムなどで活躍した中村投手コーチは32歳とチーム最年少コーチ。さらに、打撃アドバイザーを務める内田順三氏は巨人、広島で名だたる名選手を育て上げた実績を持つプロ野球界指折りの名伯楽だ。

チームでは、外国籍選手との交渉も進めていて、最終的には40人前後になる見込み。「育成、再生しながら勝つ」を掲げるハヤテ新球団は1月11日から、合同自主トレーニングを開始し、25日からは清水庵原球場でのキャンプがスタートさせる。