「ぴよりんブーム」の火付け役が静岡にやってきた!

古田信隆製菓料理長が1個ずつ丁寧に「うちっち家康ぴよりん」を仕上げていく

名前の由来は静岡の方言で、わたしたちを意味する“うちっち”。「名古屋のぴよりんのように地元で愛されるスイーツにしたい」と願いを込めたといいます。ジェイアール東海フードサービスが監修し、2022年5月に「ぴよりん」のコラボ商品として第1弾、続く10月に第2弾と、ともに期間限定で販売したところ、立て続けに売り切れとなりました。

「今回は『ぴよりん』の販売がない中、正直どうなるかと思ったが、予約初日で1,000個以上の注文があったのには本当に驚いた」。こう胸をなでおろしたのは「うちっちぴよりん」の生みの親・ホテルアソシア静岡の古田信隆製菓料理長(49)です。

古田製菓料理長は「ぴよりんブームの火付け役」でもあります。名古屋マリオットアソシアホテル時代の2021年、藤井聡太七冠が対局中に食べた「ぴよりんアイス」を考案。その後、一ローカルの洋菓子に過ぎなかった「ぴよりん」は、瞬く間に全国区のスイーツになりました。