前市長の失職に伴う静岡県伊東市長選が12月14日投開票が行われ、無所属で新人の杉本憲也氏(43)が初当選を果たしました。杉本氏は「変わらない、変わらないと言われた伊東をこれから先は必ず皆さんと一緒に変える、進める」と力強く宣言しました。
「止まってしまった伊東」を前進させる決意
杉本氏は当選後、「本当に厳しい戦いだった」と振り返り、「日に日に大きく声援をいただいて、くじけそうになったが、やっと、対抗馬の背中を見せて、なんとか乗り越えることができた」と支援者への感謝の気持ちを述べました
今回の選挙戦について「9人の候補者が立候補し、『再選挙になるんじゃないか』と噂されたけども、なんとか1回で決めてやろうと、必死で走り回った」と振り返り、今後の伊東市政の運営については「まずは止まってしまった市政をまず進める。もうこれに尽きる」と抱負を語りました。
具体的政策の推進を約束
「今決めるべき市長がいないという中で新しいことがまったくできない」と現状を分析した杉本氏は、具体的な政策として、給食費の無償化の継続や高齢者のバス旅行の補助金などを挙げ、政策的な部分をどんどん進めていきたいと意欲を示しました。
最後に「伊東市がきょうから本当に変わったと言われるように一丸となって頑張っていく」と締めくくり、新たな伊東市政のスタートを切る決意を表明しました。







