2022年3月の静岡県内の有効求人倍率は、1.24倍となり、3カ月連続で前の月を上回る結果となりました。静岡労働局は、県内の雇用情勢は改善していると評価しています。

 静岡労働局によりますと、3月の有効求人数は6万6949人で、前の月と比べて0.2%増え、5カ月連続の増加となりました。有効求職者数は5万3928人で、前の月と比べて2%減り、3カ月連続の減少となりました。これにより、有効求人倍率は前の月を0.03ポイント上回る1.24倍となり、3カ月連続の上昇となりました。静岡県内の直近の雇用情勢について、静岡労働局は「改善している」と評価していますが、原油や原材料費が高騰していることや円安にコロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻など、経済を取り巻く環境は不確定な状況が続いているため、楽観視できないとコメントしています。