11月10日朝早く、JR東海道線の列車が規制速度を超えて運転したためストップし、車両や設備の点検が行われました。この影響で上下合わせて17本の列車に運休や遅れが発生しました。

JR東海によりますと、10日午前6時21分頃、東海道線の三島駅と沼津駅の間を走っていた上りの普通列車が、110キロと設定されている規制速度を最大で6キロ超えて走行したということです。

速度超過を知らせるアラームが作動したため、運転士が列車を止めて状況を報告、JR東海は社内規定の通り列車や線路設備の安全を点検しました。

この影響でJR東海道線は上下合わせて7本が全区間で運休したほか、4本が部分運休、6本に最大で27分の遅れが発生し、約4690人に影響が出ました。

速度オーバーをしたのは370メートルの区間で、乗客にけがはありませんでした。

JR東海が速度超過の原因や経緯について調査を進めています。