静岡県警は、ゴールデンウィークの期間中、高速道路での重大事故を防ごうと取り締まりを強化しています。
静岡県警高速隊などでは、5月8日まで、パトロールカーの台数を増やすほか、航空隊のヘリコプターで監視するなど、陸と空一体で取り締まりを強化しています。
静岡県警によりますと、2021年のゴールデンウィーク期間中、高速道路での交通事故は89件と、コロナ禍前と比べると、1日平均の事故件数は半減しました。
ただ、2022年は緊急事態宣言などの行動制限が出ていないことから、交通量が増え、事故件数も以前の水準に戻るのではと分析しています。
<静岡県警高速道路交通警察隊 岡澤尚浩副隊長>
「高速道路では、交通事故を防止するため、前の車が急に止まっても衝突しないように、安全な速度と車間距離を保って走行して欲しい」
静岡県内では、ここ5年間、ゴールデンウィーク期間中、高速道路での死亡事故は起きておらず、静岡県警はあらためてすべてのドライバーに交通ルールの順守を呼び掛けています。