暴力団の威力を示して社交飲食店にみかじめ料や用心棒料を要求したとして、指定暴力団稲川会五代目森田一家幹部に対して静岡県警は6月30日、暴力団対策法に基づき中止命令を出しました。

命令を受けたのは、静岡市葵区駒形通に住む指定暴力団稲川会五代目森田一家幹部(48)です。

警察によりますと、この幹部は6月初旬から中旬にかけての複数回、静岡市葵区内の接待を伴う飲食店に対し、組員であることを明らかにした上で「静岡はうちのシマ。用心棒料とかで他のところとゴタゴタしたときには、俺たちが守るから」などと暴力団の威力を示して、みかじめ料や用心棒料の支払いを要求しました。

要求された店側が、6月中旬に「みかじめ料を要求された」と警察署に相談しました。

警察は6月30日午後、暴力団対策法に基づきみかじめ料や用心棒料の要求などをやめさせるための中止命令を出しました。

この幹部は「分かりました。もう行きません」と中止命令を受け入れたということです。