円安が止まりません。外国為替市場で円相場は一時1ドル=162円70銭台をつけました。
外国為替市場では、きょうも円売りが止まらず、円相場は先ほど1ドル=162円70銭台をつけました。きのうのこの時間帯と比べて1円ほど円安が進んでいます。
1986年12月以来、およそ39年半ぶりの円安水準を更新しています。
要因の一つは、高市政権の財政拡張に対する市場の懸念です。
政府はAI・半導体をはじめとする成長分野に2040年度までに官民で370兆円超を投資する方針を示していますが、財源への懸念が高まり、円売りの材料になったとの見方も出ています。
また、きのう発表された政府の経済財政運営の指針「骨太の方針」に、日銀の利上げをけん制する内容が盛り込まれる見通しとなり、日米の金利差が今後も開くとの見方が強まり円安に拍車をかけたとみられます。
市場では再び政府・日銀による為替介入の実施も警戒されていますが、効果は限定的との見方もあります。
これ以上の円安進行は政府としても避けたいものの、効果や手段が限られる厳しい局面となっています。
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