夢に向かって頑張る子どもたちを応援する「こども未来プロジェクト」。

今回紹介するのは、先月の都道府県対抗男子駅伝に長野県チームのメンバーとして出場し、3連覇に貢献した駒ヶ根市の中学生です。

駒ヶ根市の赤穂(あかほ)中学校3年、滝澤秀斗(たきざわ・ひでと)さん。

中学の部活を引退したあとも、後輩たちとトレーニングを続けています。

1月に広島県で行われた都道府県対抗男子駅伝で、6区・3キロを任された滝澤さん。

区間9位の走りで先頭のままアンカーにたすきを渡し、10回目の優勝に貢献しました。

(滝澤さん)「スタートするまでは本当にリラックスできていたが、いざ走り出したら周りの歓声がすごくて途中からすごく緊張した」

持ち味は、力強い走りと、最後までペースを落とさない確実性です。

(滝澤さん)「(都道府県駅伝では)前半から風が強くてきつかったが、自分のやるべきことができたと思う」

個人でも全国大会に出場し、大舞台での経験を重ねた中学時代。

駅伝強豪校からの誘いを断り、卒業後は地元の公立高校への進学を目指します。

(滝澤さん)「地元に残ってさらに伊那谷を盛り上げていきたい。自分の目標としているのはオリンピック。マラソンの日本記録を塗り替えて、最終的には世界記録に少しでも近づけるように頑張っていきたい」

伊那谷から世界へ!

滝澤さんの挑戦は続きます。