サッカーJ3・AC長野パルセイロは、2月下旬の開幕に備え、静岡県で一次キャンプを行っています。
2023シーズン、クラブワーストの14位に終わった悔しさを胸にチームが目指すのは、「過去最強」のパルセイロです。
静岡県裾野市での一次キャンプ2日目の20日。
パルセイロは、雨が降る悪天候をものともせず、トレーニングに励んでいました。
高木理己監督:
「とにかく勝つために、最善を尽くすということに尽きるのかなと」
シーズン途中の2023年8月のからチームを率いる高木理己(たかぎ・りき)監督。
パルセイロの監督として初めて臨んだキャンプには、「高木流」が表れていました。
この日は、2日目にも関わらずさっそく紅白戦を実施。
体力作りから段階を踏んでいくチームが多い中、緊張感のある「実戦」の中で戦術や連携を深める狙いです。
高木理己監督:
「土台作りのための、もし走り込みが必要なのであれば、選手が各々オフシーズンで、それをやるべきことであって、我々としたらボールを使ってサッカーをするというのは、自然の流れなのではないかなと僕自身は捉えてます」
翌日は濃い霧が立ち込める中、攻撃のコンビネーションを練習。

指導する高木理己監督:
「J3の最終ラインは、J2レベルだからな!アタッカーの利点は先に動けることだから。ディフェンスは先に動けないんだからその利点を使え!」
パスを受ける選手の動き出すタイミングや、周囲のサポートの動きを繰り返し、確認。
細部まで突き詰め、攻撃的スタイルの積み上げを図ります。