JAXA宇宙科学研究所 國中均所長:
「予定通りのコースを描いていたことから、個人的にはピンポイントランディング技術は実証できたと考えている。大変大きな一歩」
開発に携わった社員4人も神奈川県のJAXAの施設で行われた関係者向けのパブリックビューイングで着陸の瞬間を見届けました。
nittohオプト製造本部 関根一秀副本部長:
「やっぱり心配ですよね、ちゃんと自分たちの作ったものが機能するのか。探査機自体の中では本当に一部分のことになりますけれども、我々もそれに参加できたということで、到着しましたっていう時にやっぱり嬉しかったですね」
着陸の成功でnittohの「航法カメラ」は役割を果たしましたが、これから控えるのは「分光カメラ」による月面の調査。
SLIMは現在、太陽電池パネルに光があたらずJAXAが復旧を目指していて、nittohではその行方を見守っています。