女の子に指導する堀重文さん:
「ここにぐっと鍬を入れて!」
「引っ張りながら」
女の子:
「うおーでかい!」
「採れました」


男の子:
「最初は硬かったけど、あとから柔らかくなってきて、だんだん掘れるようになってきて、最後掘れるようになってよかったです」

女の子:
「掘ったり抜いたりするのが難しかった」

授業に協力した堀重文さん。

およそ1.7ヘクタールの田んぼで栽培しているレンコン農家の3代目です。


堀重文さん:
「こっちのレンコンは土に粘り気があって、水をかけてもレンコンが浮いてこないんですよ。しっかり土がくっついちゃっているから。だから手くわを使って、土を手で起こしていくという形」

手際よく次々とレンコンを掘りだしていく堀さん。

子どもたちは苦戦していましたが、大人ならひょっとしてできるのではと思い、記者も特別に体験させてもらいましたが…

堀重文さん:
「もっともっと、体重掛けて!」


思うようには進まず・・・。

伊藤記者:
「作業の大変さがわかりました…」

この粘り強い土こそ、綿内れんこん特有のおいしさを引き出す秘密です。

堀重文さん:
「やっぱり土の粘り気があって、掘りづらいがレンコン自身も粘り気があって、とても味が濃いレンコンになっています」