キノコ採りは、楽しみとともに遭難の危険もはらみます。
30年のキャリアがあるという名人と山に入り、相次ぐ遭難への注意点と、天候不順によるとみられる異変など今年の傾向を取材しました。

大塚拓人記者:
「キノコ採りのシーズンが本格化してきました。きょうは名人に密着したいと思います。よろしくお願いします」

長野市で飲食店を経営する赤池健(あかいけ・けん)さんは、この時期は自ら山に入って、店で出すキノコを採っています。

山に入るとさっそく。

赤池健さん:
「もう出てきましたね。これはジコボウって地元で呼んでいる ハナイグチっていうキノコですね」

さらに!

「あ、やりました!きょうの一つの目的ですね。ムキタケです。これは肉厚で美味しいキノコなんですよね」

熟練の速さでキノコを見つけていきます。