47都道府県の代表が競う「全国商業高校英語スピーチコンテスト」で、穂高(ほたか)商業高校の女子生徒が長野県で初めて最優秀賞を受賞しました。
スピーチのタイトルは、「“普通の”コーヒーって?」
そこには自らの経験から感じたメッセージが込められています。
長野県安曇野市に暮らす林原(はやしはら)イザベラ桜(さくら)さん。
穂高商業高校の2年生です。
林原さんは9月、東京で開かれた「全国商業高校英語スピーチコンテスト」に2年連続で長野県代表として出場。
スピーチ部門で長野県では初めて、最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞しました。
林原イザベラ桜さん:
(優勝した感想は?)「目標が後悔のないベストなスピーチをすることだったので、それが達成できてすごくうれしいです」
スピーチのタイトルは「“NORMAL”COFFEE ?」=「『普通の』コーヒーって?」。
「多様性」について問いかけています。
「Some taste bitter. Some are acidic.
There are strong ones, and mild ones.
It is interesting to know that there are various kinds of coffee.
But I''m not talking about coffee, but the diversity of families.」
【日本語訳】
「ビターな味もあれば、酸味を感じるものもある。強いものもあれば、まろやかなものも。コーヒーにはいろいろな種類があって、面白いですよね。でも私は、コーヒーについて語りたいのではありません。語りたいのは『家族の多様性』についてです」