
1ホールで、リンゴおよそ30個分をぜいたくに使ったタルトタタンが完成しました。
「お待たせしました~。タルトタタンです」
試食した坂口さん:
「すごい濃厚」
「濃厚なリンゴの甘みがおいしい!」
植田さん:
「ありがとうございます。あのつがるがこれに3個分ぐらい(使われている)」
坂口さん:
「煮詰めているからちゃんと食感も残っているしおいしいです」
植田さんと坂口さんなど農業に携わる人たちが目指すのは、飯綱町のリンゴ産業の活性化。
見た目が悪かったり、キズがあったりするリンゴでも、ケーキにすることで十分な魅力があることを知ってほしいと考えています。
植田さん:
「思っているより普通に売れるリンゴって少ないんだな、同じ手間をかけているのに少ないんだなと思って、『これをなんとか自分のやりたいことと重ね合わせてできないかな』と思った時にタルトにしようと思って作りました」

坂口さん:
「普通に売れないものが、ひと手間かけてもらって形を変えてまたお客様のもとにお届けできるというのはすごく画期的ですし、こういった取り組みを町全体でやっていきながら飯綱町の農業の活性化に努めたいなと思っています」