東京・銀座に店を構え、数々の受賞歴があるバーテンダー山崎剛(やまさきつよし)さんが作りました。


東京の名店がなぜ信州・大町市で商品を開発したのでしょうか?

かき氷とカクテルに共通するのは「氷」。つまり、大町市の「水」を使っています。

北アルプスからの伏流水をはじめ、複数の水系がある大町市。

その水を観光にも生かそうと、市は2020年にプロジェクトを立ち上げました。

■園児                                                「いってらっしゃーい!」

市街地を流れる水路で行われた魚の放流。

地元の保育園児およそ20人がイワナとヤマメ合わせて60匹を放ちました。

■園児
「いった!はやっ!ここ一番すずしいんじゃないの?」

子どもたちに水に親しんでもらい、訪れる人にも水の豊かさを感じてもらいたい。

こうした取り組みもプロジェクトの一環です。


■大町市建設課・吉川雅輝主任
「大町市民の方の憩いの場になってほしいっていうこともありますけれども、観光客にも水に恵まれた大町市ならではの魅力に触れていただける機会を少しずつ増やしていければいいなっていう風に考えています」

大町市では水源を歩くツアーなど、水にちなんだ様々なイベントを予定していて、開発した商品を提供する飲食店も募集するということです。