暑い日に食べたくなるのが、ジェラートです。

長野県信濃町に2022年、ジェラートの専門店がオープンしたのですが、経営しているのは、スイーツとは一見無縁のある業種の男性です。

異業種に挑戦したわけと、地元の味にこだわった店の魅力を取材しました。

リゾート気分を味わえる雰囲気の店内。

ここで食べられるのが、色鮮やかでボリュームたっぷりのジェラートです。

■お客さん
「甘くておいしかったです」
「初めて食べる味なので美味しいです」

長野市戸隠に通じる信濃町仁之倉(にのくら)の通称・もろこし街道に、2022年8月にオープンした「チェントットジェラート」。

白を基調とした外観がひときわ目立つジェラートの専門店です。


お店を経営するのは、外谷豊(とやゆたか)さん。実は…

地元で建設会社も営んでいます。

信濃町に創業して30年余りになる外谷建設(とやけんせつ)の2代目で、会社では道路の舗装工事などを請け負っています。

■外谷豊(とやゆたか)さん
「普段の業務は工事現場の管理と役所との折衝、見積もり作業とかですかね」

■従業員は・・・
「測量したり、工事の書類を作ったりしています」

そんな信濃町の建設会社がなぜジェラート店を始めたのでしょうか?

■外谷豊(とやゆたか)さん
「ここはもろこし街道と言って夏場は非常に混雑するんですけど、せっかくこんなに美味しんだから、1年中通して皆さんに提供できたらという思いがあって」