撤退を含めた見直しが検討されている千曲、長野、須坂市を結ぶ路線バスについて、県は平日の朝夕の維持に向けて事業者と協議する方針です。

長野市を経由して千曲市と須坂市を結ぶ「屋代須坂線」については運行する長電バスが8月に撤退を含めた見直しの意向を示し、県などが対応を検討しています。

30日に開かれた会議で県は、利用状況調査の結果から高校生の通学手段として平日の朝と夕方はバス輸送の維持が必要としました。

また、平日の日中については小型の車両を使うなど利用状況に応じた運行のあり方を検討するとしました。

このほか、長電バスが2026年10月としている見直しの時期について2027年4月への延長を申し入れているということです。