全国で様々な災害が相次ぐ中、有事の際に課題となるのが、食事です。
食料をどう確保し、どうおいしく栄養バランス良く食べるか、最新の常備食や手軽な料理の方法を取材しました。


梅とオクラが乗る夏にはピッタリなそうめん。


実は…水を注いで混ぜるだけで、食べられます!

災害時、自宅の電気やガスが使えなかったり、避難所に身を寄せたりした際、手軽に食べることができます。


■アスザックフーズ 等々力志織さん
「日頃から蓄えを行っていただき、いつもの常備食という形でご紹介しております」

この商品を開発したのが、須坂市の「アスザックフーズ」。

食材を一度凍らせたあと、真空状態にして乾燥させることで香りや食感を残す「フリーズドライ」製法で作られていて、災害時の食事としても注目されています。

こちらは、水を入れるだけでとろろに。


ご飯にかければ、とろろご飯の完成です。

■アスザックフーズ 等々力志織さん
「お水やお湯だけでできる商品というのが非常時の大変な時にはお役立ていただける」

災害時は物資が滞り、どこでどれくらいの量が必要か把握するのに困難なこともあって、食料不足が課題となります。


東日本大震災では、4分の1の避難所でおかず類が尽きてしまった自治体もあったということです。