アスザックフーズの商品は、賞味期限が1年余り。


この会社では、食品を家にストックしておき、賞味期限の古いものから食べて買い足していく「ローリングストック」を推奨しています。

■アスザックフーズ 等々力志織さん
「日ごろから味わっているメニューをもしもの時もいつもの味わいで」

信州産のりんごをそのままフリーズドライした商品もあり、普段のおやつにはもちろん、生鮮食品が手に入りにくい災害時には栄養バランスを整えることもできます。

■アスザックフーズ 等々力志織さん
「少しでも美味しくストレスなく召し上がっていただける一助となると考えます」

一方、災害時には電気、ガス、水道などのライフラインが止まることも想定されます。

そういった場合にどう料理を作れば良いのか、管理栄養士として被災地の支援にもあたった、高山村の宮島京子(みやじま・きょうこ)さんに教えてもらいました。

作るのは、「サバカレー」。


材料は、一般家庭で常備しやすい食材です。

ライフラインが使えなくても簡単に作れるということですが、どう調理するのでしょうか?

カギとなるのがポリ袋です。

■宮島京子さん
「まず、お米を研ぐところから始めたいと思います」


ポリ袋にコメとペットボトルの水を入れてよく揉んだあと水を捨て、コメと同じ量の水を入れて30分つけます。

その間にカレーの準備です。

食材を洗う際は、水をかけて手でこするように。

■宮島京子さん
「カレーの材料をポリ袋の中に入れたいと思います」

あとは、切った野菜と鯖缶、カレールーと水をポリ袋に入れて揉みこむだけ。

■宮島京子さん
「これで大丈夫です」


最後に、カセットコンロで水を沸騰させ、コメとカレーを湯せんします。