長野県飯田市の天竜川で、25日、少なくとも灯油およそ2300リットルが流出しているのが見つかり、消防が回収作業を行いました。
警察や消防によりますと、灯油が流出したのは、飯田市桐林にある精密部品メーカーの敷地内からで、25日午後1時すぎ「灯油が漏れている」と会社の関係者から消防に通報がありました。
警察などが調べたところ、地下に設置されていた灯油タンクが空になっていて、少なくともおよそ2300リットルが敷地内から付近の川に流れ出たとみられるということです。
消防や河川事務所などが2キロほど離れた天竜川で、流出した灯油をポンプや吸着マットで回収していて、市によりますと、農業被害は確認されていないなどとして、26日の作業は実施しないとしています。
灯油タンクは、地中から事業所内のボイラーにつながっていますが、漏れ出した場所はわかっていないということです。
警察が流出の原因を調べています。












