中野市の男女4人殺害事件で、容疑者の男が使用した凶器はボウイナイフと呼ばれる大型のナイフで、事件のおよそ1か月半前にインターネットで購入していたことが分かりました。

事件は5月25日、中野市で女性2人と警察官2人の合わせて4人がナイフや猟銃で襲われ、死亡したもので、このうち、警察官の池内卓夫(いけうち・たくお)さんを殺害した疑いで、中野市江部の農業・青木政憲(あおき・まさのり)容疑者が逮捕されています。

捜査関係者によりますと、青木容疑者の自宅から押収した血の付いたナイフは、刃渡り30センチほどのボウイナイフとよばれるもので、事件のおよそ1か月半前にネットで購入していたことが新たに分かりました。

ボウイナイフは、刃の長さが20から30センチの大型のナイフで、サバイバルナイフなどの原型とされます。

県警は16日、もう一人の警察官を殺害した容疑で、青木容疑者を再逮捕する方針です。