持続可能な社会への取り組みを紹介するSDGsプロジェクト「地球を笑顔にするWEEK」。

今回お伝えするのは、子どもの「第三の居場所」です。

家庭や学校以外にも子どもが安心して過ごせる「居場所」を作ろうと、奔走する男性を取材しました。

北アルプスの山々や緑豊かな自然に囲まれた大町市の児童通所施設「キッズウィルガーデン」。


市内の小学生を中心に、高校生も含め29人を受け入れています。

この施設の責任者=甘利直也(あまり・なおや)さん31歳。

両親が高校教師ということもあり、子どもの成長に関わりたいとこの仕事を選びました。

キッズウィルガーデンは、日本(にっぽん)財団が全国で展開する「子ども第三の居場所」の一つで、2019年に開所しました。

通っているのは、経済的に困難な家庭や共働き世帯、それに、発達障害や不登校などの様々な子どもたち。


平日に加え、日曜祝日の夜9時まで開いていて、利用料は、保護者の所得に応じて無料から月およそ3万7000円までとなっています。