雪の多い地域ならではの名物の話題です。


北信濃の豪雪地・飯山市。
その雪を利用したニンジン「スノーキャロット」です。

収穫は秋ではなく春。
雪の下でひと冬越すと、甘みが増すといいます。


いつもならこの時期の飯山は、まだ1メートルほど雪が残り、スノーキャロットはその下の畑に隠れているのですが…


■宮入キャスター「例年にない暖かさになっています飯山。スノーキャロット畑も、もうこんなに雪がとけています」

■江口さん「今年は1月2月が雪少なくてね、降らなくて、3月に暖かかったからみるみるうちに(雪が)消えちゃって。いつもならここ1mくらいあるんですけど、もうこんな状態ですね」


江口一樹(えぐち・かずき)さんは、なべくら高原にある70アールの畑で、父の代から40年以上スノーキャロットを栽培しています。


スノーキャロットの収穫は、いつもなら雪の中から掘り出すイメージですが、今年は雪どけが早く、顔をのぞかせたところから収穫していきます。


■宮入キャスター「立派ですね。良い色してます」

特別に、採れたてを畑でいただきました。


■宮入キャスター「あーまい!にんじんとは思えないですね、フルーツですね。柿みたいな甘さがあります」

■江口さん「(今年の出来は?)サイズもいいし、いいんじゃないかな。(雪が例年よりは少ないということですが、味には影響はない?)味には影響なかったです、大丈夫です」


スノーキャロットは5月上旬まで収穫が行われ、道の駅や直売所などに並ぶということです。

いつもより早い収穫。旬の味はお早めに!