照明設備を支える鉄骨部材が落下した松本市の「サンプロアルウィン」について、県の検討会は「現状では使用再開は難しい」との考え方を示しました。

県は2回目の検討会を開き、専門家から意見を聞きました。
委員によると、現状の安全性について構造計算上の評価を行い、短期的には、地震が起きても倒壊の危険性は低いものの、長期的評価では基準を下回るため、現状での使用再開は難しいとの意見でまとまったということです。
信州大学 中込忠男名誉教授:「元々の設計は安全な設計にされておりましたので、元の状態に戻すことが100%に近い安全性の確保だと」

県は、来週中には復旧工事の方法や時期などを公表するとしています。












