環境調和型素材の開発・製造を行う企業と信州大学が協定を結び、技術交流や研究を進めていくことになりました。

信州大学と連携協定を結んだのは、長野市に研究拠点を持つ「hide kasuga(ヒデ・カスガ)1896(イチハチキューロク)」です。

「hide kasuga」は、炭素繊維に樹脂を染み込ませた素材でバッグや財布などを商品化し、間伐材を用いた食器なども開発しました。

今後は連携して、技術交流や研究開発などを進めていく予定で、春日秀之(かすが・ひでゆき)社長は、「大学の教育は社会のためになる。自分が体験したことを学生に話していきたい」と抱負を語りました。

一方、中村宗一郎(なかむら・そういちろう)学長は、「産学の連携を進め、地域をさらに豊かにしていきたい」と述べました。