安曇野市の運送業者が、長野地方裁判所松本支部から破産手続き開始の決定を受けました。
負債はおよそ9000万円と見られます。
民間の信用調査会社、帝国データバンク松本支店によりますと、2月18日付けで破産手続き開始の決定を受けたのは、安曇野市明科東川手の中村運輸です。
中村運輸は1981年5月に設立された一般貨物自動車運送業者で、主に建築用鋼材メーカーから県内の建築現場に向けて鉄筋などの鋼材を運び、2005年3月期には年収入高およそ1億1700万円を計上していました。
しかし、2023年ごろからの原油高などによる配送コストや、修理コストなどの上昇により収益が悪化して、債務超過に陥るなど資金繰りがひっ迫し、さらに2024年ごろからは建築案件の減少から受注が減り、2025年3月期の年収入高はおよそ7100万円にとどまっていました。
その後も受注は回復せず、さらに従業員の退職もあってマンパワーが不足し、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念しました。
負債は、15人ほどの債権者に対しおよそ8987万円と見られます。












