長野県飯山市と新潟県妙高市にまたがるスキー場で、28日に起きた5人が巻き込まれた雪崩は長さ600メートルにわたっていたことが分かりました。斜面上部での「全層雪崩」をきっかけに、途中で雪を巻き込みながら拡大したと見られます。

28日午後2時過ぎ、斑尾高原スキー場で雪崩が発生して5人が巻き込まれ、4人が重軽傷を負いました。

雪崩が起きたのは、圧雪されていない「パウダーライン」と呼ばれる上級者コースで、一夜明けた1日は午前7時前から、警察などおよそ20人が原因を調べました。

警察やスキー場によりますと、雪崩は長さおよそ600メートル、幅はおよそ185メートルに及んでいたことが分かりました。

斜面上部で雪の層全体が崩れ落ちた「全層雪崩」が発生し、その後、ゲレンデなどの上の層にある雪を巻き込みながら拡大した可能性が高いということです。

一方、今回は、明確な予兆がなく突然発生していて、非常に珍しいケースだとしています。

また、ドローンや救助犬での捜索も行われ、5人以外に巻き込まれた人はいないことを確認したということです。