10年前の事故は、バス業界の安全への意識を問い直す大きな契機となりました。国が主導し進められてきた再発防止のための取り組み。長野県内の貸し切りバス事業者で現状を取材しました。

松本市新村の、フクトミ観光バス。運行管理者のもと出発前に、体調確認やアルコールチェックなどの「点呼」が行われます。

この日、運転席に乗り込んだのは、入社3か月の網野光さん。ドライバーを目指して、訓練を重ねています。
「はい、じゃあこれで曲がっていきますけど、右側の車だけ気を付けてください。ハンドル切って…はいOKです。交差点のところはもう少しテキパキ動いて。もう信号機が変わっていたので」

先輩の指導のもと、右折・左折の際の「内輪差」や先の信号から予測して減速・停車することなど、客を乗せずに基本を身に付けていきます。












