飯田市の遠山郷(とおやまごう)で800年前から続くとされる「霜月祭り」が6日夜から始まりました。

今年の霜月祭りは飯田市南信濃の熊野神社などで始まりました。

大天狗(だいてんぐ)の湯切りをきっかけに神様の面(めん)=「面(おもて)」が次々と披露されます。

「四面(よおもて)」の神様が登場すると祭りは最高潮に達しました。

日が短くなる時期に、生命の再生を願って行われる霜月祭り。

遠山郷と呼ばれるかつての南信濃村と上村、現在の飯田市で受け継がれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

このあと、20日まで6つの神社で行われます。