ウイルス性の急性発疹性疾患・エムポックスへの感染者が長野県内で初めて確認されました。
県によりますと、エムポックスへの感染が確認されたのは、県内の医療機関を受診した1人です。
県内でエムポックスへの感染が確認されたのは初めてで、全国では今年9人目になります。
県は、今回のケースは感染経路が限られる上、接触者の経過観察も行っていて、感染拡大の可能性は小さいとしています。
エムポックスとは、エムポックスウイルスによる感染症で、水ぶくれを伴う発疹に加えて、多くの場合、発熱や寒気、倦怠感、リンパ節のはれ、頭痛、筋肉痛などの全身症状があらわれるということです。
多くの場合は、発症から2週間~4週間で回復するとされています。
エムポックスウイルスは主にアフリカ大陸に生息するリスなどのげっ歯類がウイルスを保有していて、感染経路は、接触感染と飛沫感染だということです。












