中野市で「えびす講」が16日開かれ、多くの人でにぎわいました。


祭りの目玉のひとつ「百人えびす大行進」は、東町区の住民などが七福神にふんし、子どもたちは赤と白の装束を着て、「宝船」を引きながら街を練り歩きます。

「宝船」が止まると、数百人の見物客が取り囲みます。七福神による「大盤ぶるまい」。


お菓子や福引券になる小判などを七福神が一斉にばらまくと、子どもも大人も夢中で、手を伸ばして取っていました。


伝統行事は、商売繁盛と街のにぎわいを願って受け継がれ、今年は、小学生も「商い」に挑戦。


中野小6年 高野いろはさん:「全部で6つお店があって、バラのヘアピンとかキーホルダーとか巾着、ポーチなどたくさんの物を売っている」

およそ2時間で、用意した300個以上の商品を売り切りました。

中野市祭り対策推進連絡協議会 市川真一会長:「どこも変わらず人口減少しているが、(祭りには)小さい子もたくさんいて、この子たちのために良い経済社会を作ってあげたいという気持ちがますます湧いてきた」