2026年1月1日に合併する八十二銀行と長野銀行。歴史的な合併まで残り2か月を切り新銀行発足に向けた準備は大詰めを迎えています。

10月7日、長野市内にある八十二銀行の支店で看板の付け替えが行われていました。2つの銀行で国内の拠点は500。

看板の交換が必要になるのは3000か所を上回りこれまでに6割ほど完了したということです。

八十二銀行総務部 神津喜英さん:「お客様にとっても、職員にとっても、看板は新しい象徴となるので、しっかり漏れのないように対応していきたい」

付け替えた後の看板には現在の銀行名のカバーを。外すのは年末年始の休業中になる予定です。合併に伴う切り替えは多方面に及びます。

八十二銀行総務部 平林修さん:「ちょうどきょう入ったばかりのものもあるんですけれども、箱数でいうと1万箱くらい」
広さ700坪の倉庫に、保管されている大量の段ボール。中身は、合併後に使う書類や備品です。

八十二銀行総務部 平林修さん:「店頭でご入金をしていただく際ですとか、振り込みをしていただく際に、お客様に書いていただく申込用紙といったものになる。八十二銀行、長野銀行の(文字が)印刷されている用紙を全て今回変えまして約650種類。私の銀行員人生の中でもこれだけの量というのは初めて」

去年12月に切り替えが必要な書類の把握から始めた作業も終盤。
今週中には店舗への発送が始まる予定です。
八十二銀行総務部 平林修さん:「合併というのは、お客様にとっても我々職員にとっても初めてのことなので不安なところもあったが、逆にこういった新しい銀行の名前であったり、マークだったりコーポレートカラーを、お客様に知っていただく良い機会でもありますので、前向きに捉えて頑張っています」

そして、先週金曜日には年末年始のサービス休止を伝えるポスターの貼り出し作業も。例年とは異なる点も多いため、八十二銀行と長野銀行では全ての支店などでポスターを掲示し周知することにしています。
八十二銀行総務部 神津喜英さん:「合併に伴うシステム対応のため、キャッシュカードでの引き出しなど全てのサービスを休止する不便をおかけするが、何卒ご理解のほどよろしくお願いします」
八十二銀行と長野銀行の合併に伴う年末年始のサービス休止についてまとめます。
例年は「窓口営業のみ」の休止でしたが今年はATMやオンラインサービスも休止になります。

具体的には・コンビニを含むATMでの引き落としや振り込み・インターネットバンキングやアプリ・電子マネーへのチャージ・デビットカードこうしたサービスが年末年始に使えなくなります。
休止期間は八十二銀行と長野銀行で異なるので支店やホームページで確認してほしいとしています。

また、クリスマス以降は窓口やATMが混み合うことが予想されるため、早めの対応も呼びかけています。












