
山形県で農業をしていた山川さん。7年前、54歳の時に脳卒中の一つ「脳出血」を発症しました。
山川正信さん:「膝の上に置くとポロンと落ちちゃうから、あ、やばいと思って、それとすぐ同時に言葉のろれつが回らなくなってきた。完全に脳だと思って」

体の異変に自ら気が付き、仕事の打ち合わせ中でしたが、その場で救急車を呼んで病院へ。すぐに手術が行われたため、出血は少なく脳へのダメージを抑えることができたそうですが、左半身に麻痺が残りました。

山川正信さん:「事業の借金や家のローンあるな、屋根の雪下ろしは出来ないな、雪の上も歩くこと出来ないな、だから山形にいることは無理かなとか。圃場どうしようとか、全部、一瞬で頭の中を駆け巡った。受け入れるとか大それたことではなくて、この先どうしよう、どうやって生きていこうと自動的に切り替わった」
















