母・久美さん:「小学校1、2年生くらいまでは、割とクラスでも話をしたりはできていたんですけど、それがだんだん、小学校3年生、4年生くらいになると声を出すのが怖い、声を聞かれるのが怖いという思いがだんだん強くなってきたのか、話さなくなってきた」
4年生の2学期ごろからは学校にいけなくなりました。

智洋さんが得意な折り紙。小さいころから作品に自分の気持ちを込めて伝えてきたといいます。しかし、大好きな折り紙からも遠ざかるようになりました。
久美さんは養護学校に転校させることにしました。

母・久美さん:「転校してからは本当に先生方の理解とか、支援も全然違うので、本当に親子共々楽になって。ちょっとずつ心の傷が癒えて、中3で卒業するときには、養護学校じゃない学校に行っても大丈夫だって。本人が自信を持てるまでに回復して、よかったです。本当に」















