読み終わったり不要になったりした本を売却した代金を、犯罪被害者への支援活動に役立てる「ホンデリングプロジェクト」が、諏訪市や中野市などで行われることになりました。
ホンデリングプロジェクトは、寄付された本の売却代金を寄付して犯罪被害者への支援活動に役立てようというもので、「本(ホン)で支援の輪(リング)が広がってほしい」という願いを込めて名付けられました。
2011年12月から始まり、全国被害者支援ネットワークによりますと、2024年度には全国で7万865冊が寄せられ、641万5012円が寄付されました。
諏訪警察署は、10月27日の午前10時半から諏訪市役所の1階ロビーで、おおむね1時間にわたって、本の寄贈を呼びかける啓発活動を行うほか、27日から12月1日まで、諏訪警察署と諏訪市役所に回収のためのホンデリングボックスを設置して、本の寄贈を受け付けます。
また、下諏訪町役場でも11月5日から12月1日まで、同じようにホンデリングボックスを設置します。
このほか、中野警察署が11月1日の午前11時からイオン中野店の駐車場で行う、「中野警察署フェスティバル」でも、不要になった本を受け付けます。
2010年以前に出版された古いものや、教科書、マンガ雑誌、個人出版の本などは回収の対象外になるので注意が必要です。