飯山市の市街地で28日夜、クマと車が衝突しました。
運転していた人にけがはありませんでした。
飯山市の鳥獣対策係によりますと、事故があったのは、飯山市飯山の県道で、28日午後7時半過ぎ、中心市街地から斑尾方面に向かって走っていた車が、道路を右から左に横断してきたクマと衝突しました。
クマは体長およそ80センチの成獣と見られ、そのまま姿を消しました。
運転していた人にけがはありませんでした。
現場は、北陸新幹線の飯山駅から直線で200メートルほどの住宅や店舗などが立ち並ぶ市街地で、市では、メールや防災行政無線で早朝や夜間の外出に注意するよう呼びかけました。
また30日の午前8時ごろには、車との衝突事故があった場所から、南へ直線で700メートル余り離れた静間地区で、クマ1頭が目撃されました。
住宅地の一角で、近くには小学校や中学校もあることから、市では朝と夕方にパトロールを行うなどして、改めて注意を呼びかけています。