
看板メニューは、信州みそを使ったみそラーメン。
地元の名物=山賊焼をのせた「山賊焼みそラーメン」も藤井さんが考案したボリューム満点の一品です。
山賊焼みそラーメンを注文した客:「信州みその濃厚さと山賊焼がこってりそうですが、あっさりと揚がっていておいしさがマッチしています」
半世紀近くにわたって地元客や観光客などに愛されてきた若大将。

時の流れには逆らえず、藤井さんの体力の衰えや後継者がいないことから、一時的に店を閉めることになったのです。
40年ほど通う常連客:「マスターやっぱりうまいなぁ。今度は藤井さんと違うところで行き会ったときにお互いに健康ならね。ラーメン終わっても身体が終わっちゃいけないからね」

藤井さんのフィナーレが近づく中、その味を求めて四国や東北から訪れた昔からのなじみ客の姿も。労いの言葉をかけたり一緒に写真を撮ったりしていました。
若大将 藤井國廣さん:「(鍋振るうのは30日が最後ですね?)ちょっとさみしいな。しょうがないけどね。さみしいと言っても」