しかし…この日は雲に覆われ星が見えません。

曽我虹輝さん:「部分的に星は写っているんですが雲の切れ間が狭いですね。粘ってみましょうか。それで一枚でも撮れればというコンディションです」

晴れそうな日を狙って1日1組で予約を受け付けていますが、うまくいかないのが自然の中で写真を残す一番の難しさ。

松井さん夫婦も曽我さんも、星空が現れることを願ってその時を待ち続けます。


曽我虹輝さん:「お二人お待たせいたしました。これでセットして撮影を始めていきましょう」

願いが叶ったのは、深夜2時を回ったころ。いよいよ撮影が始まります。

空が晴れ、星空がのぞいたシャッターチャンスはわずか20分ほど。テレビカメラでは写すことのできない星たちも、曽我さんの手にかかると…。


松井弘子さん:「諦めかけていたところで撮影してもらえたので満足です。憧れていた星空と一緒に撮影できたので仕上がりが楽しみです」

長く待った甲斐もあって2人に笑みがこぼれたウェディングフォト。

しかし、撮影して終わりではありません。