18日、長野県須坂市の長野電鉄の踏切で、走行中の普通列車の前を、自転車に乗った小学4年生の男子児童が横断し、列車が緊急停止しました。

児童と乗客乗員にけがはありませんでした。

警察によりますと、18日午後5時すぎ、須坂市の長野電鉄の日野駅から須坂駅の間にある蒔田踏切で、下りの普通列車の前を、自転車に乗った小学4年生の男子児童が横切り、列車が緊急停止しました。

男子児童は列車の通過前に踏切を渡り切り、接触はありませんでした。

この影響で、列車はおよそ9分間停車しましたが、男子児童と列車の乗客乗員およそ100人にけがはありませんでした。

現場の踏切には、遮断機や警報器が設置されておらず、男子児童は列車が来たことに気づかずに横断したということです。