感染症の百日咳は全国で過去最多の感染者となっています。県内でも患者数が多い状態で推移していて、県が注意を呼びかけています。

県によりますと、13日までの1週間に県内で確認された「百日せき」の患者数は81人で、前の週より5人増え、引き続き高い水準にあります。

百日せきは咳が長引く気道の感染症で、飛沫や接触で広がり感染力も非常に強く、生後6か月までの乳児が感染すると重症化する恐れもあります。

全国では、6日までの1週間に報告された患者数が3578人となり、3週連続で過去最多を更新しています。


また、幼児を中心に流行するいわゆる「りんご病」の患者数も例年より多く、県は手洗いや咳エチケットなどの感染予防を呼びかけています。