小林正徳さん:「去年3600円、10キロ税なしでね。去年の今ごろは3600円なんだけど、今年は入って今は8850円。同じ10キロが」


4月には値上げをせざるを得ない状況もありましたが、おかわり無料は変えていません。

小林正徳さん:「(Qお米の価格が経営に響く?)相当に響くんだけど。俺、自分で思う。おかわりできる、おかわりのシステムを維持できるのは、大げさに言うとね、俺ぐらいしかいないぞと。精神的には負担はあるけど」


訪れる人にとって店の魅力はそれだけではありません。

客:「私も最初きたときに、お客さん、まずかったらお金は要らないよと。うまいと言っちゃった」

おかわり無料が注目されますが、店を続けていく中で小林さんが大切にしてきたのはコミュニケーションです。

小林正徳さん:「従業員の中には取れない人がいる。」「絶対取れるような方法を出したの。短冊にね。今日のおすすめ”アレ”と書いたの。今日のおすすめ”アレ”。お客さん見て、”アレ”って何ですか?必ずコミュニケーションを取らなくちゃいけない。聞かれるからね。これは。みんな自分で食べて美味しいと思ったのを今日はこれが美味しいですよっていう風に言えばいいという答えは、教えてあげる」


小林正徳さん:「さぁ、いきましょ、おはようございます。またきょうも1日頑張っていきましょう。最近ある先生と話した。病院はホスピタル。俺たちサービスはホスピタリティ」

毎朝欠かさない朝礼。

店に来てくれた人にどう接するか、確認します。
調理は芸術、商売はオンリーワンを目指す。

学び続ける姿勢がとら食堂を支えています。