5月から、新しいナンバープレートをつけた車が長野県内を走ることになります。
それが「安曇野ナンバー」と「南信州ナンバー」です。
県内初の図柄入りで、交付手数料のほかに1000円以上を寄付すると、カラーになります。


「安曇野ナンバー」には、有明山(ありあけやま)を始めとする山々や道祖神が描かれ、「南信州ナンバー」には、天竜川と南アルプスの山々が、特産の水引で表現されています。

5月7日以降に、対象となる地域で新車や中古車を購入して登録する場合は、自動的にご当地ナンバーが交付されますが、希望するナンバーがある場合や、現在使用中の車をご当地ナンバーに変えたい場合の事前の申し込みが7日から始まりました。

ウェブサイト経由、または車のディーラーなどから受け付けています。

新たな「ご当地ナンバー」は、県内では2006年に初めて導入された「諏訪ナンバー」以来で、図柄入りでは初めてとなります。


安曇野ナンバーは安曇野市や池田町など4市町村、南信州ナンバーは飯田下伊那地域の14市町村が対象で、車検の際などに、ご当地ナンバーに変更することもできます。

地元の反応は?

飯田市で聞きました。

男性:
「田舎臭いと思うな」
男性:
「南信州っていうとイメージ的にね…」
男性:
「別にいらない。ナンバーなんかどうでもいい」

ご当地ナンバーに抵抗があるという意見の一方で。

男性:
「松本も広いですから下伊那までそうですから、できればご当地ナンバーがあればいいですね」
女性:
「都会の方にも南信州っていうところが認識されたらいいなと思います」
女性:
「宣伝もしてほしいと思います」

「動く広告塔」といわれるご当地ナンバーの導入で、安曇野の観光振興や、リニア開業を見据えた南信州の知名度の向上などに、地元からは期待する声も聞かれました。